3連休明けの東京市場でドル円は一時112円を割り込むなどドル安円高の動きが優勢となった。
先週末の米消費者物価指数や小売売上高の数字を受けてドル売りが進行。週明けも112円台前半を付けるなど、ドル安円高が進んで迎えた東京市場。朝方は値ごろ感からの買戻しも入り、112円69銭近辺まで買いが進む場面が見られた。
しかし、上昇一服後は一転してドル安円高が進行。米債利回りが低下し10年債利回りが2.3%を割り込む流れの中、ドル安が進行した。
ドル円は112円割れには買いが入っており、下げが一段落も、戻りは鈍く安値圏もみ合いが続いた。
ユーロドルが節目の1.15を超えて一気に上昇するなどドルは全面安。
特に目立ったのは豪ドルドルの上昇。議事録で経済成長見通しに明るさを示したことなどが好感され一気に豪ドル買いドル売りに。0.77台で推移していた豪ドルドルは、0.79台を付ける動きが見られた。
朝方発表された消費者物価指数が弱く、売りが出たNZドルも買い戻された。NZドルは指標発表後0.7261まで値を落としていたが、ドル全面安の流れに0.73台半ばを付けている。
みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug
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