24日の東京市場でドル安の流れが加速した。前日の市場で黒田日銀総裁が緩和姿勢の維持を強調し、出口戦略については検討も時期尚早と否定したことを受けて円売りが入ったものの、111円台前半で上値を抑えられ、すぐに値を戻すなど、戻りの鈍さが印象的となり、ポジション調整の動きが強まった。
前日の海外市場で下値を支えた110円ちょうど手前の水準を割り込み、109円台に。最初の大台割れからはすぐに戻したものの、戻りが鈍かったこともあって、再び109円台に値を落とすという流れに。
株安を受けての円高という側面もあり、ユーロドルなどでのドル安は一息。前日の海外市場で1.23台に乗せていたことなどから、一服感も出ていた。
豪ドル、ポンドなどに対してもドル安が優勢も、ドル円でのドル安円高が主導。クロス円では外貨売り円買いがやや優勢。
minkabuPRESS編集部 山岡
Source: klug
コメントを残す