【東京市場】ドル円やや堅調

 週明け5日の東京市場。前週末に発表された米雇用統計の非農業部門雇用者数(nfp)が相当弱めの結果となったことを受けて、110円台前半まで落とされた後を受けて、やや頭の重いスタートとなった。週末にロンドンの中心部ロンドン橋とその周辺でテロ事件が発生したことも、リスク回避の動きを誘い、ドル円は110円20銭台まで。もっとも影響は限定的ですぐに110円台半ばに戻すと、その後はもみ合い。
 午後に入って海外勢の本格参加を前にいったん110円70銭台まで買われる場面も見られたが、こちらの動きも限定的なものに。

 週末のテロを受けてポンドはやや値を下げて始まったが、少し回復しもみ合いに。先週末1.2880近辺で引けたポンドドルは1.2850割れまで朝に売り込まれ、その後は1.2860/70の水準でもみ合った。

 サウジアラビア、バーレーン、UAE、エジプトの4か国がカタールに対して国交断絶を宣言したという報道に関しては、原油が少し上昇したも野の、影響は限定的に。

みんかぶ「KlugFX」山岡和雅

Source: klug

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