東京外為市場終盤は、もみ合いとなっている。序盤から中盤にかけては、人民元の対ドルでの反騰や米債利回りの上昇を背景に、ドル買いが優勢となった。ドル円は116円台前半まで上昇した。だが、その後、ドル買い一服となり、中盤から終盤にかけては、主要通貨は米雇用統計を控えて、もみ合いとなっている。ドル円は115円台後半、ユーロドルは1.05ドル台後半で取引されている。
ドル円は、115円台後半で取引されている。朝方、下攻めする場面があったが、115.07近で下げ止まると、その後は人民元の対ドルでの反騰や、米債利回りの上昇を背景に買いが先行した。午前11時前には116円台を回復し、116.13まで上昇した。だが、その後は、米債利回りの上昇が一服となったこともあり、115円台半ば~後半でのもみ合いが続いている。
ユーロ円は、122円台半ば~後半で推移している。朝方はドル円の下攻めに追随、122円台半ばから122.13付近まで軟化した。だが、ドル円が反発を開始すると、ジリジリと地合いを引き締め、11時前には112.83付近まで上昇した。中盤以降は、米雇用統計を控えて、積極的な商いは限られ、122.60を中心に、122円台半ば~後半でのもみ合いとなっている。
ユーロドルは、1.05ドル台後半で取引されている。序盤は米債利回りの上昇を受けて売り優勢となり、朝方の1.06ドル台前半から1.0576付近に水準を引き下げた。その後は、米雇用統計を控えて、様子見気分が強まり、1.05ドル台後半で小動きとなっている。
日経平均は続落。終値は前営業日比66.36円安の1万9454.33円となった。
午後3時26分現在では、ドル・円は1ドル=115.87円前後、ユーロ・円は1ユーロ=122.64円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0584ドル前後で取引されている。
みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug
コメントを残す