【東京市場】もみ合い、ドル円は109円付近

 東京外為市場終盤は、もみ合いとなっている。序盤から中盤にかけては、米債利回りの低下を受けて、ドル売りが先行した。だが、中盤以降は、主要通貨は、手掛かり材料難の中、小動きとなった。ドル円は、109円台付近、ユーロドルは1.07ドル台半ばで推移している。

 ドル円は、109円台前半での取引となっている。序盤は、米債利回りが低下したことから、ドル売りの流れとなり、朝方の109円台前半から108.79付近まで軟化した。だが、同水準で下値堅く推移すると、クロス円の上昇に支援され、徐々に地合いを引き締め、中盤には109円台前半に戻し、往って来いとなった。終盤は、109円付近~109円台前半でのもみ合いとなっている。
 
 ユーロ円は117円台前半でもみ合いとなっている。序盤は、ドル円の下落に追随し、116円台後半で弱もち合いとなった。だが、その後は、米債利回りの低下を背景に、ユーロドルが地合いを引き締めたことを受けて、117.41円付近まで上昇した。中盤以降は、117.20円を中心としたもみ合いとなっている。
  
 ユーロドルは、1.07ドル台半ばで小動きとなっている。朝方から序盤にかけては、1.0720付近に張り付いていたが、米債利回りが低下すると、ジリジリと水準を引き上げ、中盤には1.0760付近まで上昇した。ただ、その後は、手掛かり材料難の中、1.07ドル台半ばでもみ合いとなっている。

 日経平均は反発。終値は前営業日比194.06円高の1万7862.21円となった。

 午後3時23分現在では、ドル・円は1ドル=109.03円前後、ユーロ・円は1ユーロ=117.22円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0751ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug

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