IBMが中国のクレジットカード企業であるUnion Pay(中国銀聯)と共にブロックチェーンベースのロイヤルティポイント取引システムを開発している。
概念実証において、IBMとChina UnionPayはユーザーが購入やその他の行動によって獲得したポイントを取引することができるプラットフォームを開発している。このコンセプトは航空チケットのマイレージポイントや携帯電話の通信料あるいはガソリンスタンドの会員カードなどへの応用が可能だ。
China UnionPayの電子決済研究所のディレクターを務めるHe Shuo氏はこのデモを電子決済業界における『ブレークスルー』であると声明の中で表現している。
Shuo氏は声明の中でこう語っている。「China UnionPay電子決済研究所とIBMとの共同研究により、ブロックチェーンを用いて取引の信頼性を担保するボーナスポイントの交換が可能となった。」
このプロトタイプはプライベートなHyperledger Fabricネットワークのベータ版上に構築されており、認可されたパートナーとの間でのみロイヤルティポイントを交換できるようになっている。さらにこのプロトタイプは、ブロックチェーンを介してオンラインおよびオフラインのチャンネルを統合するように設計されており、特別なPOSシステムを備えたスーパーやモールで買い物をしたChina UnionPayのカード保有者がボーナスポイントを取引できるようになっている。
このロイヤルティポイントネットワークは、新たな顧客を惹き付け、銀行にインセンティブを提供することによって様々なリワードを利用可能にし、顧客ロイヤルティを向上するための手段と位置付けられている。
IBMがChina UnionPayと提携し、ブロックチェーンロイヤルティポイント取引システムを開発はCoinPortalで公開された投稿です。
Source: Coin Portal
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