【執筆者】 国府勇太(Yuta Kokubu)
ワイジェイFX株式会社 ディーリング部
1984年生まれ。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知り個人投資家に。
その後、その魅力に取りつかれ、より極めたいとの思いからヤフーグループのYJFXに入社。
現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。
「マネーライフの課題解決」がモットーで、初心者にわかりやすい解説に定評がある。
現在ヤフー公式ブログ、FX攻略.comでもコラム連載中。
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こんにちは。国府勇太です。
今週(2月26日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
では、さっそく先週までの日足チャートを見てみましょう。

先週を一言で表すと「一時100万円割れだが!しかし意外と強い!」です。
2月19日(月)に1,118,005円でスタートしたビットコイン円。
19日(月)から上昇し、20(火)には高値1,275,190円までつけました。
しかしこれは上ヒゲだけ長い足。長続きはしない足の形です。
それが示すようにその後は週末にかけて下落しました。
そして、週末25日(日)には一時100万円割れの985,423円をつけました。
結局その後は持ち直して1,032,221円でクローズしました。
今週の見通しは?
一目均衡表というテクニカル指標を表示してみましょう。
一目均衡表とは時間の流れとバランスを重視したテクニカル指標です。
一目山人(本名:細田悟一)という日本人によって考案されました。
一目均衡表は、他のテクニカル分析と違い、現在のレートの「数日先の未来」までパワーバランスを表示できる点が特徴的です。

テクニカル的に難しいポイントです。
先週、転換線(青)と基準線(赤)がクロスして買いのサインが点灯しました。
ポイントは2つです。
・その後の下落で一度転換線を日々線が割ってしまっている。
・しかし、基準線でしっかりサポートされている
下落はあったけれど、まだ相場の方向性としては上です。
サイドはロング(買い)に分がある相場です。
少し敷衍してみてもこの転換線と基準線のクロスは方向性をつかむことに役立ちます。

複雑に見える一目均衡表も、実はしっかり見れば方向性がすっきりわかる優れたテクニカル分析です。
今後、目の前には雲(先行スパン1と先行スパン2で覆われた部分をこう呼びます)があり、これが今度の抵抗帯(上昇しようとすると押し返されて反落しやすいポイント)となります。
これをしっかり抜ければ再び150万円、200万円も十分現実的なものとなります。
では、今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。
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Source: ビットフライヤー
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