【執筆者】 国府勇太(Yuta Kokubu)
ワイジェイFX株式会社 ディーリング部
1984年生まれ。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知り個人投資家に。
その後、その魅力に取りつかれ、より極めたいとの思いからヤフーグループのYJFXに入社。
現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。
「マネーライフの課題解決」がモットーで、初心者にわかりやすい解説に定評がある。
現在ヤフー公式ブログ、FX攻略.comでもコラム連載中。
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こんにちは。国府勇太です。
今週(2月12日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
では、さっそく先週までの日足チャートを見てみましょう。
先週を一言で表すと「安値更新!」です。
2月5日(月)に890,463円でスタートしたビットコイン円。
週明けから大きく下落し、80万円を割る展開となりました。
続く6日(火)には下げが加速し645,650円と安値を更新しました。しかしその後は小反発。
週末10日(土)には992,600円と100万円まであと一步まで上昇しましたが結局887,384円でクローズしました。
週を通して軟調ムードは変わらずでした。
アメリカの長期金利が上昇していることを受け、世界の株式市場が軒並み下落。
ドル円も108円台に下落する展開となっています。
今週の見通しは?
一目均衡表を表示してみましょう。

先週の記事ではテクニカルのサインはすべて「売り」でした。
しかし今週は少し違います。
注目するのは転換線です。
この転換線を現値線(足)が上回ってきました。
これは、売りのサインが少し弱まった状況です。
この場合、「第2のレジスタンス」として機能するのが基準線です。
このラインを戻り売りの目安としてショートをするのがテクニカル的には王道です。
この基準線まで上回ってしまうとさらに売りサインはなくなります。
その場合はしっかり損切りも行いましょう。
最後に。
ビットコインキャッシュの台頭もあり、長期的にもビットコインの見通しは不透明になってきています。
多くの方は「どれだけ儲けられるか?」という期待でしかマーケットに参入しません。その代償として大きなお金を失うことがあるのがマーケットです。
「まさか」ということが常々起こるのがマーケットです(僕自身も何度もそういった場面に遭遇してきました)。
投資をする場合はくれぐれも気をつけて下さい。
では、今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。
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Source: ビットフライヤー
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