日本円 | 米ドル | |
---|---|---|
価格(9/29終値) | 61,420円 | 604.38米ドル |
時価総額 | 9,766億円 | 96億米ドル |
始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|
60,467円 | 61,599円 | 60,125円 | 61,420円 |

週間概況と最近の話題
ビットコイン価格はトレーダー達がどの方向に価格が向かうかを示すサインであり、JPY60,000周辺に滞留し続けています。
先週のチャート分析に関しては、対象的な三角パターンの形成が見られました。このパターンが見られたのは今回が初めてではなく、ビットコイン価格が上向きにブレークするまでの2015年11月から2016年5月までの期間がこのパターンになっていました。今、再びこのパターンが出現し、この状態がどのくらい続くかは状況を見守る必要があるでしょう。
多くの有効なテクニカル分析手法は、まだ混沌としたサインとなっていますが、価格がこのパターンから脱するまでは1〜2週間、横ばいの動きが最もあり得そうな状況です。
現役トレーダーにとって、この方向感の無い動きは退屈に感じられると思われますが、長期的な視野を持った投資家にとってはビットコイン保有量を積み上げる機会となります。すなわち、上値をブレークしたとき、より強いトレンドとなり、さらなる高値を記録する可能性があります。
市場のイベントに関しては、今週、米国大統領選討論会があり、米国とグローバルメディアの一面を独占しました。討論の内容はビットコイン価格に顕著な影響はなく、ビットコインは経済に関するイベントに対して比較的免疫性が高くなったようです-今年の6月に見られたような、英国のEU脱退投票のような重大な不確実性が広がらない市場に限りは、ですが。
しかし今週末は、単なる月の終わりだけでなく、四半期の終わりでもあります。トレーダーの利喰いが見られるかもしれません。また、ビットコイン価格に下向きの圧力がかかるかもしれませんが、三角パターンから脱するほどではありません。
過去の価格との比較
日付 | 価格 | 価格差 | 変化率 |
---|---|---|---|
2016/9/29(基準日) | 61,420円 | ||
2016/9/28(1日前) | 61,189円 | 231円 | 0.38% |
2016/9/22(1週間前) | 60,480円 | 940円 | 1.55% |
2016/8/29(1ヶ月前) | 58,526円 | 2,894円 | 4.94% |
2016/6/29(3ヶ月前) | 65,819円 | -4,399円 | -6.68% |
2016/3/29(6ヶ月前) | 47,898円 | 13,522 | 28.23% |
2015/9/29(12ヶ月前) | 28,790円 | 32,630円 | 113.34% |
2016/8/22(1ヶ月前) | 58,918円 | 1,562円 | 2.65% |
2016/6/22(3ヶ月前) | 69,861円 | -9,381円 | -13.43% |
2016/3/22(6ヶ月前) | 47,018円 | 13,462 | 28.63% |
2015/9/22(12ヶ月前) | 27,783円 | 32,697円 | 117.69% |
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【執筆者】グレン・ランバート(Glenn Lambert)。ニュージーランド出身。2002年に来日し、英国を本拠とするADVFNの日本法人でマネージャーとして従事。FX,株式などの分析ツールのほか、著名レポートも配信している。
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Source: ビットフライヤー
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