【執筆者】 国府勇太(Yuta Kokubu)
ワイジェイFX株式会社 ディーリング部
1984年生まれ。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知り個人投資家に。
その後、その魅力に取りつかれ、より極めたいとの思いからヤフーグループのYJFXに入社。
現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。
「マネーライフの課題解決」がモットーで、初心者にわかりやすい解説に定評がある。
現在ヤフー公式ブログ、FX攻略.comでもコラム連載中。
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こんにちは。国府勇太です。
今週(1月22日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
では、さっそく先週までの日足チャートを見てみましょう。

先週を一言で表すと、「暴落!そして上値が重い」です。
1月15日(月)に1,690,637円でスタートしたビットコイン円。
先週は大きく動きました。
16日(火)に急落し、一気に安値1,015,000円という100万円割れ直前のパニックに近い下落を見せました。
その後、週末にかけ反発しましたが、150万円の壁が重く、高値1,473,920円止まり。
結局1,304,999円で週末クローズしました。
先週の記事でも指摘しましたが、各国でビットコイン取引について規制強化がされるとの懸念から売られたといわれています。
また最近の仮想通貨の動きとして、ビットコインと多くのアルトコインがほとんど同じ動きをしています。
今週の見通し
一目均衡表を表示してみましょう。

先週指摘したのが雲です。
16日の暴落であっさり雲を割ってしまったビットコイン円。
その後、反発するも押し戻されてしまう目処がこの雲となっています。今後も抵抗帯として機能するポイントです。
その他、遅行スパン、転換線、基準線を見るとすべて売りのサインです。
短期の見通しは下です。
100万円割れ、可能性としては十分にあります。
最近は多くの方の興味もアルトコインに移ってきています。
僕自身も気になる通貨はいくつかありますが、まだまだテクニカル分析がワークするとは思えません。
アルトコインは、人に勧められたのではなく、自分が本当に良いと判断したものを買いましょう。
やはり
・非中央集権
・プルーフオブワーク
・実用的・実際に使われ始めている
多少原理主義的ではありますが、これら3つをベースに投資を考えていくのが仮想通貨投資の王道であると考えます。
期待だけで上昇しているものが多くありますが、これらが淘汰されていくのは時間の問題です。
また、これは多くの耳あたりの良いICOにも当てはまります。
見掛け倒しで価値がゼロになるものばかりでまだまだとても薦められる状況にはありません。
では今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。
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Source: ビットフライヤー
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