【執筆者】 国府勇太(Yuta Kokubu)
ワイジェイFX株式会社 ディーリング部
1984年生まれ。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知り個人投資家に。
その後、その魅力に取りつかれ、より極めたいとの思いからヤフーグループのYJFXに入社。
現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。
「マネーライフの課題解決」がモットーで、初心者にわかりやすい解説に定評がある。
現在ヤフー公式ブログ、FX攻略.comでもコラム連載中。
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こんにちは。国府勇太です。
今週(7月24日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
では、さっそく先週までの日足チャートを見てみましょう。

先週を一言で表すと「市場心理回復」です。
先々週とは打って変わって、堅調な1週間でした。
週オープン17日(月)に216,022円でスタートしたビットコイン円。
月曜は大きな陽線で25万円を超えました。火曜水曜は動きなし。
そして、木曜にはさらに大きく上昇して一気に高値322,584円まで上昇。
その後は30万円台を推移し、304,815円と30万円超えで週末クローズを迎えました。
ビットコインの分裂問題が落ち着きを見せたことが原因です。
まだビットコインキャッシュという新しいビットコインとの分裂の問題は残っているものの、その後も堅調な動きを見せています。
ちなみにフィアット(ドル円)はビットコインほど盛り上がってはいません。
夏枯れといってマーケットの流動性が極端に低い(商いが薄い)状態が続いています。
その状態のまま大きな経済ニュースもないのにガタッと下げてしまっています。
■今週の見通し
今週は、30万円をキープできるかがポイントです。先週30万円にのせたとはいえまだまだ不安定なマーケットです。
バイ・アンド・ホールドでなるべく安いコストでエントリーしたいのなら20万円台前半を狙いたいです。
「30万円割れた!」と、20万円台後半での安易な買いはそのまま連れて行かれる可能性もあるので注意が必要です。
ここ最近のビットコインのメディアの盛り上がりとその内実(分裂危機)に少し辟易しているビットコイントレーダーも多いと思います。
正直、僕自身も今回の騒動でもともとあったビットコインへの期待や憧れといった部分が薄れてきてしまっています(弱気ですみません)。
今回の騒動で大きく下がれば絶好の買い場(10万円割れ)だったのですが、それでも「あまり下がらなかったな」というのが印象です。
では、今週もリスク管理に気をつけて頑張りましょう。
Source: ビットフライヤー
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