国連開発計画(UNDP)は昨年ローンチされたAlternative Financing Labを通じて、マイクロファイナンス、送金そしてインターネットに接続された車両などへのブロックチェーンの応用を検討している。
先月のUNDPのブログ記事でこの取り組みについて詳細が発表された。同ラボは、セルビアやモルドバの開発者たちと提携してブロックチェーンの活用について調査を行っており、これらの取り組みを数か月後には拡張する計画であるとのことだ。
UNDPのブログ記事によると、特に関心のある分野は資金をやりとりするためのブロックチェーンの使用だ。
ブログには次のように書かれている「私たちはブロックチェーン技術の利用によって、より効果的な資金の移送と追跡の方法を提供することができ、現場の出来事に沿って私たちの戦略を変更できるようになるだろうと考えている。この取り組みはまだ進行中ではあるが、非常に期待している」。
今後の動きについてはクラウドファンディング、モバイルマネー、ソーシャル送金などが挙げられている。
先月のブログ記事以外でも、UNDPは送金のためのこの技術の利用に関心を示してきており、5月にもビットコインを使ったの送金システムを開発するパートナーを募集している。
その際、UNDPは「グローバルな開発の分野ではスケーラブルかつ安全で、柔軟性があり、費用対効果が高く、長期的に持続可能なシステムが必要となる。」と述べている。
他の国連機関もブロックチェーン活用を検討しており、今年の初めには国連児童基金が関連プロジェクトのための請願を開始し、8月にはブロックチェーン人材を募集していた。
国連の研究所が送金のためのブロックチェーンをテストはCoinPortalで公開された投稿です。
Source: Coin Portal
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