【執筆者】グレン・ランバート(Glenn Lambert)。ニュージーランド出身。2002年に来日し、英国を本拠とするADVFNの日本法人でマネージャーとして従事。FX,株式などの分析ツールのほか、著名レポートも配信している。
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日本円 | 米ドル | |
---|---|---|
価格(11/30終値) | 1,133,654円 | 10,125.98米ドル |
時価総額 | 189,444億円 | 1,692億米ドル |
始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|
913,385円 | 1,317,140円 | 884,050円 | 1,133,654円 |
週毎の取引・最近4週の調査結果
日付範囲 | 取引数量(日本円換算) | %変化 |
---|---|---|
11/24 ~ 11/30 | 2,304,102,108,179 | |
11/17 ~ 11/23 | 1,273,942,476,311 | 44.7% |
11/10 ~ 11/16 | 1,687,959,091,158 | -32.5% |
11/3 ~ 11/9 | 1,576,341,932,685 | 6.6% |
週間概況と最近の話題

仮想通貨市場の総時価総額は初めて3,000億ドルを超えた。その内訳はBTCのシェアが1,610億ドル(53.6%)、Ethereum 460億ドル(15%)、BCH 290億ドル(9%)となっている。上位3位の仮想通貨が全体の77%のシェアをしめており、残りの1,328億ドルはアルトコインが占めている。
BTCは1,000,000円の大台を付けた後、1,317,140円の最高値を記録し、本稿執筆時点では1,117,580円の取引となっている。
この数週間で時価総額が3,000億ドルまで上昇した。11月初旬にはそれは2,000億ドルを超であり、6月の初旬では初めて1,000億ドルの大台に乗っていた。
この急騰は人々にバブルを想起させるであろう。しかし、直近で仮想通貨の時価総額は2,700億ドルまで急落しており、これでバブルのエアー抜きが終了した証左と考えられる。市場は少々過熱気味に見えるが、CMEがBTC先物を年内上場する予定でCBOEがその動きに追随することを鑑みると、上昇トレンドは少なくとも年内は継続するであろう。既に市場では新規の買手が控えているとか、多くの機関投資家が様子見を決め込んでいる等の噂がある。つまり、価格調整は非常に短命になることを示唆している。
元HFマネージャーのMike Novogratzは上昇基調が戻ればBTCは2018年中に40,000ドルの大台に乗り、全仮想通貨の時価総額は現在の6倍の2兆ドルとなるであろうと予想している。
非常に楽観的に思えるコメントであるが、誰が年初の時点で2017年中にBTCの価格が10倍になると予想できたであろうか。しかし、それが現実となったのである。
過去の価格との比較
日付 | 価格 | 価格差 | 変化率 |
---|---|---|---|
2017/11/30(基準日) | 1,133,654円 | ||
2017/11/29(1日前) | 1,295,023円 | -161,369円 | -12.46% |
2017/11/23(1週間前) | 913,468円 | 220,186円 | 24.10% |
2017/10/30(1ヶ月前) | 677,303円 | 456,351円 | 67.38% |
2017/8/30(3ヶ月前) | 500,800円 | 632,854円 | 126.37% |
2017/5/30(6ヶ月前) | 269,521円 | 864,133 | 320.62% |
2016/11/30(12ヶ月前) | 86,853円 | 1,046,801円 | 1,205.26% |
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Source: ビットフライヤー
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