株式会社フィスコが、同社の株主にあてて実験的にトークン「フィスココイン(FSCC)」の配布を完了させ、フィスココインでの交換専用の「特別レポート」の配信を開始している。
フィスコは今年6月に、オリジナルトークン「フィスココイン」を同社の2016年12月期中間期末時点の株主の中から希望者に対して配布することを発表し、10月に配布を完了させていた。
株主にはフィスコのグループ企業、フィスコ仮想通貨取引所のアカウントを経由してトークンを送るという形を取った。フィスコ仮想通貨取引所の代表取締役、越智 直樹氏は「今回は試験的な試みということもあり、すぐにトークンを作成できてネットワークも安定しているカウンターパーティを利用しました。流通させてみて、どのようなビジネス効果を生むのか検証していきます」と話している。
その試験的なフィスココインによるエコシステムの第一弾が、フィスコトークンとの交換専用のフィスコの「特別レポート」の提供となる。
「フィスコ仮想通貨取引所ではまだこのトークンの取扱いはしていませんが、Zaifでフィスコトークンが取引されているなどの例もあるようです。CounterPartyWalletやIndie Squareといった対応のウォレットを利用して自由に個人対個人で送受信できるので、そこからどのような動きがあるのかも見ていきたいと思います」と越智氏。
グループ会社には洋服・雑貨を扱う「チチカカ」や飲食店の「きちり」などさまざまなサービスがあり、ビットコインについてはすでにこうしたサービスとのコラボを測ろうと動いている。仮想通貨については「取引所も運営しながら、実際に使える場所や実需も増やす取り組みができれば」と越智氏は話す。トークンについても、なにか良い形でコラボが生まれるか。今後に期待したい。
特別レポートの内容は次の通り。
・世界経済シナリオ分析に基づく日本株見通し
・世界経済シナリオ分析に基づく為替見通し
・今注目のIoT業界分析とおすすめ銘柄
・ビットコイン投資のテクニカル分析
・ビットコイン投資のファンダメンタルズ分析
・アナリストによるここだけの話1(IPO銘柄インタビュー)
・アナリストによるここだけの話2(中国経済)
・アナリストによるここだけの話3(市場に流れた噂の真相)
株式会社フィスコ、オリジナルトークン専用の「特別レポート」配信を開始はCoinPortalで公開された投稿です。
Source: Coin Portal
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