【東京市場】午後は静かな動き、ドル円は106円台半ば

 東京外為市場終盤は、小動きとなっている。序盤から中盤にかけては、きのうまでの円安の調整場面となり、円買いが優勢となった。中盤に入ると、円買いの流れが、ドル売りに転じた。ただ、その後は、様子見気分が強まり、主要通貨は総じて動意に欠ける展開となっている。ドル円は106円台半ば、ユーロドルは1.09ドル台前半での取引となっている。
                  
 ドル円は、106円台半ばで取引されている。朝方は107円乗せを試す展開となったが、前日のNY市場と同様に、107円手前でもたつくと、徐々に売りが優勢となり、中盤には106.25まで水準を引き下げた。ただ、同水準で下げ渋りをみせ、106円台半ばに戻すと、午後は、106.40-60円を中心としたもみ合いとなった。
         
 ユーロ円は、116円台前半で取引されている。ドル円と同様に、朝方は買い優勢で推移し、116円台半ばで強もち合いとなった。だが、9時以降は徐々に売り物がちの展開となり、10時半ころには一時115.91付近まで軟化した。ただ、その後は、積極的な商いは限られ、116.00~116.30前後中心としたもみ合いとなっている。
  
 ユーロドルは、1.09ドル台前半で推移している。序盤は、1.0885前後を中心に動意に欠ける展開となった。中盤に入り、ドル売りが優勢となると、1.09ドル台に水準を引き上げた。ただ、その後は模様眺め気分が強く、1.09ドル台前半でもみ合いとなっている。
  
 日経平均は続伸。終値は前営業日比30.37円高の1万7374.79円となった。
      
 午後3時20分現在では、ドル・円は1ドル=106.53円前後、ユーロ・円は1ユーロ=116.27円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0914ドル前後で取引されている。
Source: klug

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