フィンテックビジネスへの参入をしやすくする目的でスイスの行政を担う連邦参事会はスイス連邦財務省(FDF)に対してドラフトを作成するようように要求した。
FDFの発表では次のように述べられている。
「金融ビジネスのデジタル化は急速に進んでおり、フィンテック領域において従来とは異なるビジネスモデルが出現している。よって、これらのプレイヤーたちの市場への参入障壁を下げるために必要なものも異なる。スイス連邦参事会はできる限り包括的な未来に向けたソーリューションを求めている」
このソリューションの中には3つの要素が求められており、一つ目はクラウドファンディングに関するもの、2つ目はイノベーションにおけるサンドボックス、3つめはスイスの連邦金融市場監督機構FINMAによる新しいフィンテックのライセンスについてだ。
連邦参事会はFDFに対して2017年のはじめまでに必要な法規制の改正を含むコンサルテーションドラフトを作成するように要求している。また、FDFは仮想通貨やアセットの法的な扱いについてや、フィンテック企業の参入障壁をさらに下げるために関連する政府機関による明確化が求められていることにも言及している。
スイスの財務省、仮想通貨位置づけの明確化が求められるはCoinPortalで公開された投稿です。
Source: Coin Portal
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