オーストラリア政府は、ビットコインや仮想通貨の両替に対するマネー・ロンダリング対策法の改正を検討している。
この情報はオーストラリア政府の司法部署から先週発表された。法案のたたき台を来年の半ばまでに準備し、2018年までに完成させる考えであるとのことで、そのために政府は現在、この法案を通すための様々な意見や提案を一般からも集めている。
現在この改正案は初期段階にあり、まだ具体的にどのような法案になり、どのような業種に影響を及ぼすかまでは測れないが、当局からの発表では「AML/CTF法案(マネーロンダリング/テロ資金供与対策法)は仮想通貨の両替などに関する規制を目的とし、特に両替業者に対しての規制になる事を想定している」と言及されている。
この法案の最初のたたき台はオーストラリア政府がフィンテックに対する広範の声明を発表してから数ヶ月後に提案された。たたき台にはビットコインを国内で使用する際の税金の軽減や、ブロックチェーン技術の活用に応じた法整備などが含まれていた。発表時にオーストラリアの財務省は「ハイレベルな法的ガイドのためのフレームワーク」と定義しており、同国内における金融業界とブロックチェーン技術との融合を助ける物となる事を期待していた。
オーストラリアがビットコイン両替にマネロン対策の改正法案はCoinPortalで公開された投稿です。
Source: Coin Portal
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