【東京市場】もみ合い、ドル円は104円割れ回避も戻りは鈍い

 東京外為市場終盤は、主要通貨がもみ合いとなっている。特に目立った材料も見当たらない中、方向性に欠ける展開となっている。ドル円は104円台前半、ユーロドルは1.08ドル台後半で取引されている。

 ドル円は、104円台前半で戻りが抑えれている。序盤に、104円割れを試す展開となったが、104.02付近で下げ渋ると、中盤は買い優勢となり、104.39前後まで戻した。ただ、その後は、買い意欲が後退し、午後は、104.30を中心としたもみ合いとなっている。
 
 ユーロ円は、113円台半ばで小動きとなっている。ドル円と同様に、序盤に113円台前半に売り込まれのち、中盤に113円台半ばまで戻すと、その後は、113.50-60を中心としたレンジ取引となっている。

 ユーロドルは、1.08ドル台後半での狭いレンジでの取引に終始している。ただ、東京株式市場が引けると、欧州早朝勢が、やや買いから入っており、1.09ドルに接近している。

 豪ドルは、高値圏で推移。序盤に発表された第3四半期豪消費者物価指数で、事前予想を上回ったことを好感し、豪ドル米ドルが0.76ドル台前半から0.77ドル台に一時水準を引き上げ、その後も0.76ドル後半で推移している。また、豪ドル円も、79円台半ばから80円台前半に水準を引き上げると、東京終盤まで同水準を維持している。
 
 日経平均は小幅続伸。終値は前営業日比26.59円高の1万7391.84円となった。
  
 午後3時25分現在では、ドル・円は1ドル=104.24円前後、ユーロ・円は1ユーロ=113.55円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0893ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug

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