東京外為市場終盤は、もみ合いとなっている。序盤は、前日のNY市場からの流れを引き継ぎ、円売りが優勢となった。だが、午前11時過ぎに発表された、9月の中国貿易収支が、事前予想を下回ったことから、一転して円買いが先行。ドル・円は一時103円台半ばに下落した。その後、やや戻したが、上値は重く、もみ合いとなっている。ドル円は、1ドル=103円台後半、ユーロドルは1.10ドル台前半で取引されている。
ドル円は、103円台後半で推移している。序盤は、前日の流れを引き継ぎ、ジリジリと水準を引き上げ、前日の高値104.48を上抜くと、104.64まで水準を引き上げた。その後、同水準で徐々に上値が重くなると、104円台前半に軟化。午前11時過ぎに発表された中国の貿易収支が、輸出・輸入ともに事前予想を大きく下回ると売りが加速し、104円の節目を下抜き、103.56まで下落した。午後の取引では、103円台後半でもみ合いとなっている。
ユーロ円は、114円台前半で取引されている。ドル円と同様に、序盤は円売り優勢の流れから、114円台後半から115.15まで水準を引き上げた。その後、115円付近のもみ合いとなっていたが、中国の貿易収支を受けて売りが先行し、114円台前半に大きく水準を引き下げた。中盤以降は、114円台半ばに戻す場面もあったが、概ね114円台前半で弱もち合いとなっている。
ユーロドルは、1.10ドル台前半で推移している。特に目立った材料も見当たらない中、最近の弱地合いを背景に、1.10ドル台前半で弱もちあいとなっている。
日経平均は続落。終値は前営業日比65.76円安の1万6774.24円となった。
午後3時26分現在では、ドル円は103.76前後、ユーロ円は114.30近辺、ユーロドルは1.1016前後で取引されている。
みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug
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