ドル円は110円台前半での小動きに終始した。昨日の海外市場で今月何度か上値を抑えていた110円近辺の水準をしっかりと上抜けたことで、110円台前半で迎えた今日のドル円市場。110円台半ばから上をトライするだけの勢いに欠けるものの、110円台はしっかりで、上下ともに動きにくい展開。
北朝鮮が本日予定されていた南北高官級協議を中止。米朝首脳会談についても中止の可能性を示唆したことが少し重石となったものの、市場の反応は限定的なものにとどまった。
朝の日本の第1四半期GDP一次速報値の弱さは大きな影響を見せていない。
午前中、一時米長期債利回りが急落し、ドル売りも、午後になって回復している。
昨日1.18台前半まで値を落としたユーロドルも、戻りが重く、1.1843近辺まで。こちらもレンジ取引が続く展開に。
午前中の米金利上昇で0.74台半ば割れまで急落した豪ドル・ドルは、その後の米長期金利の回復で下げ分を戻す展開に。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
Source: klug
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