3日の東京市場、ドル円は105円台後半を中心とした落ち着いた取引となった。前日のハイテク関連株を中心とした株の大幅安を受けて、105円台へ値を落としたドル円。朝方はNY市場の流れを受けて株が大きく値を落としたこともあり、やや頭の重い展開となり、ドル円は105円70銭近辺を付ける動きとなった。
もっとも、NY市場の安値に届かず値を戻す動きに。朝の株安が一服すると、東京株式市場は下げ幅を縮める展開となり、ドル円の買い戻しに寄与。
ただ、ドル円の戻りは鈍く106円手前での売りをなかなか崩せず、上値も限定的。株も調整が一服後はマイナス圏でのもみ合いが続くなど、さえない動きが続いた。
引けにかけて東京株式市場での株の買い戻しが強まり、下げ幅を一気に縮めたことで、ドル円も106円台を付ける動きに。
13時半に政策金利が発表された豪ドルは、事前見通し通りの金利の現状維持、声明の前回までの姿勢踏襲の結果に、大きな反応を見せず。対ドルではリスク警戒で前日の海外市場で値を落とした分を午前中に戻す展開も、理事会後の反応は一息。
minkabu PRESS編集部 山岡和
Source: klug
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