【執筆者】 国府勇太(Yuta Kokubu)
ワイジェイFX株式会社 ディーリング部
1984年生まれ。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知り個人投資家に。
その後、その魅力に取りつかれ、より極めたいとの思いからヤフーグループのYJFXに入社。
現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。
「マネーライフの課題解決」がモットーで、初心者にわかりやすい解説に定評がある。
現在ヤフー公式ブログ、FX攻略.comでもコラム連載中。
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こんにちは。国府勇太です。
今週(3月26日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
では、さっそく先週までの日足チャートを見てみましょう。

先週を一言で表すと「上値が重い小動き」です。
3月19日(月)に869,996円でスタートしたビットコイン円。
先週末の78万円の底をつけた動きから一転、先週前半はしっかり反発しました。21日(水)には高値983,989円をつけ、100万円目前まで上昇。
しかし、100万円手前からは下落。
ちなみに、こういった動きを「重い」と表現します。
週後半は下落が続き、894,936円と週スタートとほぼかわらない水準で週末クローズしました。
今週の見通し
SMAをプロットしてみましょう。
SMAとは、Simple Moving Averageの略で、単純移動平均線のことです。あらゆるテクニカル分析の基本中の基本で、相場の方向性をさぐるものです。
パラメータ(設定値)は以下です。
短期線:21
長期線:70
ビットコインの場合、1週間が7日のため、パラメータも7の倍数としています。

誰が見ても明らかですね。
2本とも下向きです。いわゆる典型的な下落トレンドです。
「Trend is your friend」という格言がありますが、こういった相場ではトレンドに沿ったトレードをするのが鉄則です。
ですので、スイングの場合はショート。
ただ、トリッキーな動きをすることも多いビットコイン円です。反発し、再び100万円を目指す動きとなることもあるので注意が必要です。
なので、トレードとしては短期線に近づく反発をして、「そこから下げる動きをしてから」のショートが有効です。
より慎重な方は長期線まで反発するのをじっと待ちましょう。
(ちょうど長期線が100万円ちょうど近辺を推移しています)
この場合も、実際にショートでエントリーするのは反発し「下げる動きをしてから」です。
反発している最中にあせってショートを振るとそのまま上に連れて行かれるおそれがあるので注意しましょう。
では、今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。
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Source: ビットフライヤー
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