東京外国為替市場終盤のドル円は、111円半ばでしっかり。今週、9月後半以来の円高・ドル安水準となった反動から、111.50円付近まで強含んだ。ただ、本日の海外市場も閑散としそうであり、調整中心の売買だった。
米税制改革の行方や米金融政策見通しが不透明であることが引き続きドルの重し。来週は米コアPCEデフレーターが発表される。
ドル円の切り返しに連動して、ユーロ円は132.19円付近、ポンド円は148.26円付近、豪ドル円は85.02円付近まで強含んだ。
ユーロ圏の製造業PMIや消費者信頼感は一段と上昇しているものの、米国と同様にユーロ圏の物価上昇率も停滞しており、ユーロ円は9月以降のもみ合い水準を維持。住宅ローン債務の拡大にともなう消費減速が警戒され、豪ドル円の上値は引き続き重かった。
minkabu PRESS編集部
Source: klug
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