【東京市場】ドル円小動き、イエレンFRB議長の発言待ち

 東京為替市場で、ドル円は109円半ばから後半で小動きだった。109.77円付近まで強含んだ後に伸び悩んでいる。

 本日はジャクソンホール会合でイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長やドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が発言する予定となっており、売買は見送られている。

 米金融政策見通しに関しては、インフレ見通しや次の利上げ時期が注目される。欧州は、金融緩和策の転換のタイミングが焦点。ガイダンスが提供されるなら、それなりに反応がありそうだ。ただ、各国ともインフレ率の回復が順調ではなく、物価見通しは不透明。
 7月の日本の全国消費者物価指数(CPI)は前年比+0.4%と引き続き停滞。日銀の金融緩和策の効果はまだみられず、他の主要国とは異次元の不透明感が漂っている。

 ユーロ円は129円前半、ポンド円は140円前半、豪ドル円は86円半ばでもみ合い。

みんかぶ「KlugFX」
Source: klug

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