【東京市場】ドル円はこう着、米雇用統計で米金融政策見通しは変わらず

 週明け7日の東京外国為替市場で、ドル円は110円後半でこう着した。値幅は30銭程度にとどまっている。先週末の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)は十分に拡大し、前月比で賃金は堅調な伸びをみせたが、来月の米バランスシートの縮小開始見通しや12月以降の米追加利上げ観測は変わらず。米雇用統計前後で米金融政策見通しは変化していない。夏季休暇シーズンであることも値動きを鈍らせた。

 ユーロドルは1.1800ドル付近までドル安推移。米雇用統計後のユーロ安・ドル高に反動が現れた。ユーロ円は130円半ばでしっかり。

 豪ドル/ドルは0.7948ドル付近、豪ドル円は88円ちょうど付近まで強含む場面があった。石炭や鉄鉱石に加えて、天然ガスの輸出が伸びており、豪州は資源国として変化を遂げつつある。

 NZドル/ドルは0.74ドルちょうど付近、NZドル円は81円後半で重かった。対豪ドルでのNZドル売りが重し。

みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug

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