13日の東京市場でドル円は110円ばさみの値動き。月曜日のNY市場で、先週金曜日に目立ったハイテク株への売りが継続したことで、日本株の軟調地合いが懸念されたが、株安が限定的なものにとどまり、日経平均、TOPIXともにプラスに転じたことで、少しドル買い円売りとなった。もっとも、今日、明日開催のFOMCを前に上値進行も限定的。110円近辺での推移が続いた。
FOMCでの利上げが確実視される中、ユーロドルなどでドル高の動きがやや優勢に。値幅は小さいものの、ユーロドルは1.12台をしっかり割り込み1.1180台へ。
もっとも動きが目立ったのがカナダドル。昨日NY市場でカナダ中銀上級副総裁が利上げに前向きな発言をしたことで、早期の利上げ期待が拡大。カナダが急伸した流れが継続した。発言後に急落した後、動き自体は落ち着いたもののカナダ買いが継続、ドルカナダは1.33をしっかり割り込み、一時1.3270台まで。その後少し値を戻したものの、1.32台後半に。
みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug
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