【東京市場】ドル円は利益確定の動きがやや優勢

 週明け13日の東京外国為替市場は、前週末NY午後に利益確定の売りが進んだ流れを受けて、頭の重い展開となった。

 10日金曜日の雇用統計を前に、期待感もあって一旦ドル高が進み、115円台半ばを超えるところまで買いが進んだが、一旦ドル高に一服感が出ている。

 今週はこの後14日15日に米FOMC、16日に米予算教書が控えており、高値からのドル買いに慎重な姿勢も見られた。

 もっとも、ドルを突っ込んで売る流れでもなく、114円台後半でのもみ合いに。

 ユーロは対ドル、対円で堅調。先週金曜日に報じられた「ECB理事会は量的緩和の終了前に利上げが可能化を議論」との報道が、ユーロを支える格好に。ユーロドルは約1ヶ月ぶりに1.07台をつける展開となっている。

 クロス円はもみ合い。ドル円の頭がやや重いものの、日経平均が3営業日続伸となるなど株式市場が堅調で、下値が支えられる格好に。

みんかぶ「KlugFX」山岡和雅

Source: klug

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