東京外為市場終盤は、もみ合いとなっている。朝方、ブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事から3月の利上げを示唆する発言があったことを受け、序盤はドル買いが優勢となった。ただ、中盤以降は、手掛かり材料難となるなか、動意に欠ける展開となっている。ドル円は114円台前半、ユーロドルは、1.05ドル台前半で取引されている。
ドル円は114円台前半で推移している。序盤は、前日の強地合いを引き継いだうえ、ハト派とされるブレイナードFRB理事が「利上げはすぐに適切になりそうだ」と述べたことを受けて、買いが先行した。前日のNY時間に上値を抑えられた114.05を上抜くと、114.16まで上昇した。その後、ドル買い一服となると、中盤から終盤にかけては113円台後半~114円台前半でのもみ合いとなっている。
ユーロ円は、120円台前半で取引されている。序盤は、ドル円の上昇に追随し、119円台後半から120.28前後まで水準を引き上げた。その後は、買い一服となり、中盤に入ると、119円台後半に一時軟化した。ただ、終盤になると、やや買い優勢となり、120円台前半で強もち合いとなっている。
ユーロドルは1.05ドル台前半で取引されている。序盤から中盤にかけては、ブレイナードFRB理事の発言を受けて、1.05ドル台半ばから1.05ドル台前半に水準を引き下げた。中盤以降は、手掛かり材料難の中、1.0530を中心に小動きとなっている。
日経平均は続伸。終値は前営業日比171.26円高の1万9564.80円となった。
午後3時22分現在では、ドル・円は1ドル=114.09円前後、ユーロ・円は1ユーロ=120.20円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0536ドル前後で取引されている。
みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug
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