【東京市場】ドル買い一服、ドル円は113円台半ば

 東京外為市場終盤は、ドル買い一服となっている。序盤は、前日のドル買いの流れを引き継ぎ、ドルが地合いを引き締める展開となった。注目された、トランプ米大統領の議会演説中は、ドル売りがやや優勢となる場面もあったが、議会演説が終わると、再びドル買いが強まった。ただ、東京終盤に入ると、ドル買いも一服となっている。ドル円は113円台半ば、ユーロドルは1.05ドル台半ばで取引されている。
    
 ドル円は113円台半ばで推移している。序盤は、前日のNY市場で連銀総裁から3月の利上げを示唆する発言が相次いだことを背景に、ドル買いが優勢となり、112円台後半から113円台半ばに水準を引き上げた。その後、トランプ米大統領の議会演説前から小緩むと、議会演説中は、売り物がちの展開となり、112円台後半に軟化した。議会演説終了後は、再び地合いを引き締め、113円台半ばに上昇した。ただ、終盤は、上げ一服となっている。
 
 ユーロ円は、119円台後半で取引されている。序盤は、ドル円の上昇に追随し、買いが先行し、119円台前半から119円台半ばに上昇した。トランプ米大統領の議会演説中は、やや売り優勢となったが、議会演説終了後は、ドル円と同様に地合いを引き締め、119円台後半に水準を引き上げている。
  
 ユーロドルは1.05ドル台半ばで取引されている。序盤は、売りがやや優勢となったが、トランプ米大統領の議会演説中は、買い優勢となり、1.05ドル台半ばから1.05ドル台後半に上昇した。ただ、他主要通貨と同様に、議会演説終了後は、再びドル買いが優勢となったことから、1.05ドル台半ばに軟化している。
  
 日経平均は大幅続伸。終値は前営業日比274.55円高の1万9393.54円となった。
  
 午後3時29分現在では、ドル・円は1ドル=113.45円前後、ユーロ・円は1ユーロ=119.76円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0557ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京

Source: klug

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