【東京市場】日米首脳会談受けてドル買いも、114円台は維持できず

 週明け13日の東京外国為替市場は週末の日米首脳会談を好感しドル高円安が進行する展開となった。為替問題などへの懸念が広がっていたが、今回の会談では日本に対する厳しい通商や為替関連の追求が見られなかったことや、麻生副総理・財務相とペンス副大統領との間で「経済的な対話」の枠組みが整備されたことなどを市場が好感。週明けの市場は前週末終値からドル高円安方向に若干窓を開けて始まる展開となった。

 その後戻る外苑売の動きが続き、東京朝には114円台をつける動きに。一時114円17銭まで上値を伸ばした。もっとも、大台は維持できず、すぐに113円台に戻すと、その後は113円90銭を中心にした動きに。

 その後はもみ合いが続いていたが、株が引ける午後3時前に米債利回りの低下などを受けてドル安が進行。日経平均株価が上値から伸び悩み、その前から若干頭が重くなっていたことも、調整の動きを誘い、ドル円は113円60銭台に。

 その他通貨も目立った動きを見せておらず、落ち着いた流れに。

みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug

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