13日の東京外国為替市場でドル円は107.48円付近まで上昇した後にやや失速した。
日銀の買い入れオペで金額が据え置かれたことや、米中貿易摩擦、シリア情勢に対する警戒感がやや後退していることがドル円を押し上げたが、米国が来週にも中国に対する1000億ドルの輸入関税リストを公表し、中国に対する圧力を強化するとの報道があり、円買い・ドル売りが一段と巻き戻されるような展開には至っていない。
ユーロ円は132.52円付近、ポンド円は153.04円付近まで強含んだ後、動意が落ち着いている。
3月の中国貿易統計でドル建ての輸出は前年比2.7%減と弱かったが、あまり材料視されていない。春節による反動減が現れたようだ。
minkabu PRESS編集部
Source: klug
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