11日の東京外国為替市場で、ドル円は112円台半ばを一時超えるなど、ドル買いの動きが優勢となる場面が見られたが、その後もみ合いに転じた。
前日の海外市場でドル円は一時112円を割り込むなどドル安が進んだが、NY午後に米債利回りの低下が落ち着いて、持ち直したことで、ドルの買い戻しに。朝方もその流れの中で、利回りが上昇する場面が見られ、株高もあってドル買いにつながったが、米債利回りの上昇は続かず、高値追いが収まった。
ユーロドルが1.18を一時割り込むなど、ドル買いが強まったが、こちらも大台を回復してもみ合うなど、動きは限定的に。
新しい材料に欠けるだけに、東京市場での突っ込んだ売り買いを手控える動きも。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
Source: klug
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