ビットコイン週間概況‐5/26~6/1

Prices provided by bitFlyer

【執筆者】グレン・ランバート(Glenn Lambert)。ニュージーランド出身。2002年に来日し、英国を本拠とするADVFNの日本法人でマネージャーとして従事。FX,株式などの分析ツールのほか、著名レポートも配信している。

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日本円 米ドル
価格(6/1終値) 275,002円 2,472.26米ドル
時価総額 45,005億円 405億米ドル
5/26~6/1の4本値
始値 高値 安値 終値
333,181円 334,800円 203,690円 275,002円

週毎の取引・最近4週の調査結果

日付範囲 取引数量(日本円換算) %変化
5/26 ~ 6/1 187,954,389,501
5/19 ~ 5/25 254,609,516,384 -35.5%
5/12 ~ 5/18 147,631,928,360 42.0%
5/5 ~ 5/11 157,697,184,114 -6.8%

0526-0601

週間概況と最近の話題

5月はとても面白い月だった。ビットコインの価格は特に先週、急激な上昇をみせた。これは5月15日の週に若干の価格調整が行われた後のことであった。最近の相場上昇を先導したのはアメリカの政治環境を不安視する投資家の存在である。FBI長官ジェームズ・コミーの解任や、ドナルド・トランプ大統領弾劾の噂は、彼らの主な不安の要因である。

アメリカでの不安材料によって最高値が示現された後、投資家は高値警戒感から利食いを決断した。これにより、26日の相場は急落し、27日には JPY 203,690まで下がった。この下げの後はレンジのトレードとなり、その後相場は持ち直した。

ビットコイン価格がラリーしている一方、同様な価格上昇が他の仮想通貨にも見られたのは、とても興味深い。25日の木曜日、ビットコイン価格はbitFlyerでJPY 347,789 の最高値に達し、他の多くの仮想通貨も、アメリカの投資家の利食いが入るまで、その最高値を記録した。

他のニュースとしては、コンセンサス2017がニューヨークで行われた。この会議にはビットコイン関連の主要人物が参加しており、ビットコイン関係の年次イベントとしては非常に重要である。会議には、今日のすべての可能性やチャレンジについて議論する専門家たちが招かれている。そして討論会の議題は広範囲にわたり、ヘルスケアから貿易金融、ビットコインスケーリング、ハイパーレジャー、the Enterprise Ethereum Alliance、ビットコイントークンやイニシャル・コイン・オファーリング(ICOs)にまで及んでいる。今回のイベントも全体的に成功しており、多くの人が2018年のイベント開催を楽しみにしている。

 

過去の価格との比較

日付 価格 価格差 変化率
2017/6/1(基準日) 275,002円
2017/5/31(1日前) 267,873円 7,129円 2.66%
2017/5/25(1週間前) 333,425円 -58,423円 -17.52%
2017/5/1(1ヶ月前) 156,574円 118,428円 75.64%
2017/3/1(3ヶ月前) 141,611円 133,391円 94.20%
2016/12/1(6ヶ月前) 88,563円 186,439 210.52%
2016/6/1(12ヶ月前) 59,550円 215,452円 361.80%

Source: ビットフライヤー

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