【東京市場】円買い一服、ドル円は103円台後半で推移

 東京外為市場終盤は、円買い一服となっている。序盤から中盤にかけては、ドル円の前日からの軟調地合いを映し、円買いが先行した。ただ、中盤以降は、日経平均が下げ渋りをみせたこともあり、円買い一服となっている。ドル円は103円台後半、ユーロドルは1.10ドル台半ばで取引されている。

 ドル円は、103円台後半で取引されている。序盤は、104円台前半を中心とした展開となっていた。だが、10時過ぎころから、米債利回りの低下や、日本株市場が下げ幅を拡大させたことを受けて、ジリジリと水準を引き下げ、午後には103.63付近まで軟化した。ただ、その後は、同水準で下げ渋ると、終盤は小幅ながら地合いを引き締め、103円台後半での取引となっている。なお、テクニカル的に注目されている一目均衡表の雲の上限がある103.52円は維持されている。

 ユーロ円は、114円台後半で取引されている。ドル円と同様に、序盤から中盤にかけて、115円台前半から114円台後半に水準を引き下げた。ただ、その後は114円台後半でのもみ合いとなっている。
  
 ユーロドルは、1.10ドル台半ばで推移している。序盤は、1.1050付近で小動きとなっていたが、中盤以降は、米債利回りが低下したこともあり、1.1060-70付近に小幅ながら水準を引き上げている。

 日経平均は急反落。終値は前営業日比307.72円安の1万7134.68円となった。
  
 午後3時27分現在では、ドル・円は1ドル=103.79円前後、ユーロ・円は1ユーロ=114.87円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.1066ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京

Source: klug

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