【東京市場】小動き、ドル円は104円台後半で推移

 東京外為市場終盤は、ドル円が104円台後半で小動きとなっている。日銀金融政策決定会合の結果発表後、円売りがやや優勢となる場面があったが、長続きはせず、中盤以降は、概ね小動きとなっている。ドル円は104円台後半、ユーロドルは1.09ドル台半ばで取引されている。

 ドル円は、104円台後半で取引されている。午前中は、日銀金融政策決定会合の結果待ちの様相となり、104.70-80付近でもみ合いとなった。11時54分ごろ、日銀会合の結果が発表されると、事前予想通りの内容となったが、円売りがやや優勢となり104.95付近に水準を引き上げた。ただ、105台に乗せるほどの勢いもなく、104.80付近に軟化すると、終盤まで同水準を中心に小動きとなっている。

 ユーロ円は、114円台後半で取引されている。朝方に、やや地合いを緩め、115円台前半から114後半に軟化したが、日銀会合を控えて、突っ込んで売る向きも限られ、午前中は114.90を中心に動意に欠ける展開となった。日銀会合の結果が発表されると、一度、114.90から114.80に軟化したのち、115.06付近まで担がれたが失速し、午後は114.90-115.00付近での狭いレンジ取引となっている。
 
 ユーロドルは、1.09ドル台半ばで推移している。東京時間は、手掛かり材料難の中、概ね1.0960-70での狭いレンジ取引となっている。

 なお、午後0時30分に、豪準備銀行(RBA)理事会の結果が発表され、政策金利は事前予想通り、据え置きとなった。また、声明文に、目先の利下げを示唆する内容が見当たらなかったことから、豪ドル買いが優勢となっており、豪ドル米ドルは0.76ドル台前半から0.76ドル台半ば、豪ドル円は79円台後半から80円台前半に水準を引き上げている。

 日経平均は小反発。終値は前営業日比17.38円高の1万7442.40円となった。
  
 午後3時30分現在では、ドル・円は1ドル=104.77円前後、ユーロ・円は1ユーロ=114.94円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0970ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京

Source: klug

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