【執筆者】 国府勇太(Yuta Kokubu)
ワイジェイFX株式会社 ディーリング部
1984年生まれ。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知り個人投資家に。
その後、その魅力に取りつかれ、より極めたいとの思いからヤフーグループのYJFXに入社。
現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。
「マネーライフの課題解決」がモットーで、初心者にわかりやすい解説に定評がある。
現在ヤフー公式ブログ、FX攻略.comでもコラム連載中。
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こんにちは。国府勇太です。
今週(10月30日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。
では、さっそく先週から今週までの日足チャートを見てみましょう。

先週を一言で表すと、「60万まで下落もV字回復」です。
10月23日(月)に681,343円でスタートしたビットコイン円。
前回70万円への達成したことを受け大きく反落することが予想されていましたが、第一波がさっそく来ました。
23日から3日連続で陰線。とくに25(水)の陰線は長くしっかりとした下げとなりました。
続く26日(木)には安値602,526円をつけ、60万円タッチ直前まで下げました。
しかしその後はしっかり買われました。特に29日(日)には長い陽線となりしっかり上昇。
結局697,479円でクローズしました。
ビットコイン、強いですね。
ちなみにフィアットのドル円の動きはこちらです。

大きな動きはありません。
週末27日(金)にはアメリカの重要経済指標の発表(GDP)の結果が良かったことを受け、114.449円と114.50円に迫る勢いを見せましたが、その後は米長期債の利回り低下なども受けて下落。
結局、114円割れの113.677円でクローズしました。
多くの個人投資家がFXからビットコインに流れているのを、ヒシヒシと感じています。
今週の見通しは?
では、今週の見通しです。
SMAをプロットしてみましょう。
パラメーターは以下です。
短期:7
中期:21
長期:105

注目は短期線と中期線です。
現在この2本とも上向きであり、先週安値がしっかり中期線で支えられており、ワークしているマーケットといえます。
ただ、短期線の雲行きがやはりあやしくなってきました。
短期線が中期線を下回れば(デッドクロスといいます)、いったん反落が本格化するおそれもあります。
この2本のクロスは過去に何度もワークしているテクニカル分析です。
ぜひ注目して見てみて下さい。
最後にファンダメンタルズについて。
2017年後半のテーマは「ハードフォーク」です。
本流のビットコインから今後も次々と新しいコインが生まれてきます。
予定は以下です。
10月24日:ビットコインゴールド
11月後半(19日あたりを予定):Segwit2x
12月:ビットコインシルバー
特に気をつけるのは「Segwit2x」です。
「Segwit2x」、このコインは支流ではなく本流になってしまう可能性もあります。
一度ポジションを減らして静観し、70万円を再びこえてから上昇トレンドにのっていくというトレード方法も十分ありです。
あとはそろそろアルトコインの動きも座視できなくなってきています。
ここ数ヶ月でビットコインを筆頭とする仮想通貨のプレゼンスが大きくなり、時代が変わったな感じます。
チャートを見る限りアルトコインはまだとてもテクニカル分析がワークするとは見えませんが今後気になるコインがあれば紹介もしていきます。
では今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。
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Source: ビットフライヤー
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