【東京市場】北朝鮮リスクで円高が一気に進む

 22日の東京市場でドル円は111円60銭台まで一時値を落とす展開が見られた。
 FOMC後のドル高円安基調が続いて朝を迎え、112円台半ばでのもみ合いとなっていたところに、韓国の聯合ニュースが国連出席中の北朝鮮の李外相の談話として、21日に報じられた金委員長による米国に対する史上最も強硬な対抗措置との発言は、太平洋上での水爆実験を意味する可能性と報じ、一気に警戒感が強まった。

 FOMC後に維持していた112円の大台を割り込んだことで、短期的なポジション調整の動きも強まり、111円65銭近辺まで。その後は111円台後半でのもみ合いが続いた。

 ユーロ円が133円台半ばを付けるなど、クロス円でもリスク警戒の円高が進行。

 ユーロドルはしっかりで、ドルは全般に軟調も、こちらの値幅は限定的。

みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug

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