現役ディーラーが語る!今週のビットコイン円「一転して軟調!40万割れの場面も」

【執筆者】 国府勇太(Yuta Kokubu)
ワイジェイFX株式会社 ディーリング部
1984年生まれ。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知り個人投資家に。
その後、その魅力に取りつかれ、より極めたいとの思いからヤフーグループのYJFXに入社。
現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。
「マネーライフの課題解決」がモットーで、初心者にわかりやすい解説に定評がある。
現在ヤフー公式ブログ、FX攻略.comでもコラム連載中。

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こんにちは。国府勇太です。

今週(8月14日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。

では、さっそく先週から今週までの日足チャートを見てみましょう。

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先週を一言で表すと「軟調!!!」です。

週オープン8月14日(月)に451,966円でスタートしたビットコイン円。
先々週からの上昇の勢いを引き継いで15日(火)には498,200円と50万円目前まで上昇しました。

しかしその後は軟調。
8月5日に35万円を超えてからの上昇スピードが速かった分、下げのスピードも速いです。
直近22日(水)には40万円をタッチする動きも見せています

 

ちなみにフィアット(ドル円)の動きは以下です。

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トランプ大統領の減税政策の実現性が疑問視され、全体的にリスクオフの流れとなり、週末18日(金)に安値108.599まで下落。
その後は反発し109.215円でクローズしました。

 

■今週の見通し

ボリンジャーバンドをプロットしてみましょう。
パラメーターは±σ2です。

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バンドウォークしていたビットコイン円も落ち着きを見せ点線(SMA)にタッチしています。
ここは中期的には買いのポイントです。

 

さらに一目均衡表もプロットしてみましょう。

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ちょうど転換線を割り、基準線のところで下げ止まっています。
見通しは悪いのですが、しいてあげれば買いの一つのポイントではあります。

ただ、ボラティリティの大きいビットコイン円です。
40万円をしっかり割ると一気に30万円前半まで抜けることも考えられます。

こういった大きく動いたあとの相場はとくに注意してトレードして下さい。

 

Source: ビットフライヤー

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