【東京市場】ドル円の戻りが一巡、来週の米韓軍事演習を控えて

 東京外国為替市場で、ドル円は110円後半でもみ合った。

 北朝鮮リスクの後退によって円買いが巻き戻されたが、北朝鮮は来週の米韓合同軍事演習に神経を尖らせている。グアム周辺へのミサイル発射は依然として警戒されており、ドル円の上値は限定的。

 昨日発表された米小売売上高は堅調だったものの、米金融政策見通しに変化はなく、ドル相場の雰囲気を刺激していない。今晩は米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が公表される。インフレ率の鈍化は一時的であるとの認識が繰り返されるのか注目されている。

 ユーロ円は129円後半、ポンド円は142円前半で小動き。ロンドン時間帯は英雇用統計に関心が寄せられている。

 豪ドル円は86円後半でしっかり。4-6月期の豪州の賃金の伸びは鈍化傾向を維持したが、豪中銀のインフレ見通しに沿っており、反応は限定的だった。

 日経平均は小動き。寄り付きから前日終値水準で推移し、こう着感が強かった。

みんかぶ「KlugFX」東京

Source: klug

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