19日の東京外国為替市場は、前日海外市場でのドル安進行が一服も、戻りは鈍いという展開。
ドル円は朝方ドル安の流れが継続し、一時111円88銭まで値を落とす場面が見られた。
しかし、前日NY市場で付けた111円70銭近辺の安値をトライするほどの勢いは見られず、
その後買戻しが優勢に。112円台を回復する展開となっている。
もっとも112円台前半での推移と、戻りの値幅は限定的。
一気のドル売りに対する警戒感が利益確定の買戻しを誘ったが、本格的に反発するほどの材料もなく、もみ合いに。
昨日の海外市場で1.1580台まで上昇を見せたユーロドルは、NY午後から続く高値からの売りに頭を抑えられ1.15台前半での推移。明日ECB理事会を控える中で、突っ込んだ動きにも警戒感が出ていた。
豪ドルは0.7930台まで上昇するなど、直近の高値圏での推移。ドル全面安の流れに加えて、昨日の豪中銀金融政策理事会議事要旨での、経済成長への明るい見通しなどが支えに。
みんかぶ「KlugFX」山岡和雅
Source: klug
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