ビットコイン週間概況‐6/16~6/22

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【執筆者】グレン・ランバート(Glenn Lambert)。ニュージーランド出身。2002年に来日し、英国を本拠とするADVFNの日本法人でマネージャーとして従事。FX,株式などの分析ツールのほか、著名レポートも配信している。

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日本円 米ドル
価格(6/22終値) 303,082円 2,722.01米ドル
時価総額 49,720億円 447億米ドル
6/16~6/22の4本値
始値 高値 安値 終値
255,200円 307,406円 251,000円 303,082円

週毎の取引・最近4週の調査結果

日付範囲 取引数量(日本円換算) %変化
6/16 ~ 6/22 149,603,519,703
6/9 ~ 6/15 211,623,554,530 -41.5%
6/2 ~ 6/8 161,442,557,091 23.7%
5/26 ~ 6/1 187,954,389,501 -16.4%
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週間概況と最近の話題

6月15日に250,600円の安値を付けてから本稿執筆時点までビットコインは上昇を続け303,000円まで戻した。市場は先週の安値を付けた時点で目先の価格調整を終了したが、中短期的にはしばらく根固めの局面が続くと思われる。

別のニュースとして、先週の火曜日にSegWit2xがそのアダプションに必要な閾値80%のサポートに到達したと発表された。

本件に関し今年多くのレポートが書かれたが、ビットコインのブロックサイズのスケーリングの問題は上限が1MBとなった。これでは、毎日250,000強のビットコインのトランザクションとタイムスタンプをブロックチェーン上に記録するには非常に容量が小さく、そのために増加が必要であった。

多くの人が2MBへの増量でも問題の解決とはならず、問題の先送りにしかならないと考えている。市場ではこの程度の小規模の増量ではなく革新的な改革が必要だと考えられている。だからこそ、ビットコイン・アンリミテッド(BU)が多くの賛同を得ているのである。しかしながら、アルトコインのLitecoinはこの問題を何の懸念もなく受け入れた。そのため、ビットコインのマイナー達はSegwitの考え方に注目を向け始めた。Segwitや他のスケーリングの解決策を承認させる為には、マイナーの80%以上のサポートが必要となる。

重要なポイントであるが、Segwit2xコードは未だにアルファステージであるが、ベータ版のリリースは6月末になると予想されている。

これに関する仮想通貨コミュニティ内での雰囲気は興奮と言うよりも安堵というイメージではあるが、建設的な第一歩である事は間違いない。ビットコイン市場は年内に更なる上昇が見込まれる。

過去の価格との比較

日付 価格 価格差 変化率
2017/6/22(基準日) 303,082円
2017/6/21(1日前) 300,509円 2,573円 0.86%
2017/6/15(1週間前) 255,200円 47,882円 18.76%
2017/5/22(1ヶ月前) 283,501円 19,581円 6.91%
2017/3/22(3ヶ月前) 116,325円 186,757円 160.55%
2016/12/22(6ヶ月前) 106,179円 196,903 185.44%
2016/6/22(12ヶ月前) 69,861円 233,221円 333.84%

Source: ビットフライヤー

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