東京外為市場終盤は、ドル買いがやや優勢となっている。序盤は、前日のNY市場終盤の流れを引き継ぎ、円売りがやや優勢となった。だが中盤に入ると、円売りも続か ず、主要通貨は手掛かり材料難のなか、小動きとなった。終盤になると、米債利回りの上昇を背景に、ドル買いがやや優勢となっている。ドル円は110円台半ば~後半、ユーロドルは1.08ドル台半ばで取引されている。
ドル円は110円台半ば~後半で推移している。序盤は、前日のNY市場でショートカバーとみられる動きから地合いを引き締めた流れを引き継ぎ、買い優勢となり、110.83付近まで上昇した。上値を追って買う動きは乏しかったうえ、年度末に絡んで、まとまった実需の円買いが入ったとみられ、110円台半ばに下落し、往って来いの展開となった。中盤以降は、110円台半ばで小動きとなっていたが、終盤に入ると、米債利回りの上昇を背景に、買い優勢となり、110円台半ば~後半で強もち合いとなっている。
ユーロ円は120円台前半で取引されている。序盤は、ドル円の上昇に追随し、120円台前半から120.39まで上昇した。ただ、買いは続かず、中盤に120円前半に水準を引き下げると、終盤まで同水準でのもみ合いが続いている。
ユーロドルは1.08ドル台半ばで取引されている。ユーロ独自の材料が見当たらない中、序盤から終盤まで1.0860ドル付近でもみ合いとなっていた。欧州時間が近づくと、まずは買い優勢となり、1.08ドル後半に上昇した。だが、米債利回りが上昇したことから、すぐに切り返され、1.08ドル台半ばで弱もち合いとなっている。
日経平均は急反発。終値は前営業日比217.28円高の1万9202.87円となった。
午後3時27分現在では、ドル・円は1ドル=110.69円前後、ユーロ・円は1ユーロ=120.18円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0857ドル前後で取引されている。
みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug
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