【東京市場】円買い一服、ドル円は一時113円台半ばに軟化

 東京外為市場終盤は、円買い一服となっている。前日、前々日とドル円の上値が114円台前半で抑えられたことを受けて、東京時間は序盤から円買いがやや優勢となった。ドル円は、盛り上がりに欠ける商いの中、ジリジリと円が買われ、中盤には、直近安値のある113円台半ばまで下落した。ただ、終盤に掛けては、円買い一服となっている。ドル円は、113円台後半、ユーロドルは1.05ドル台半ばで取引されている。
          
 ドル円は113円台後半で推移している。序盤から中盤にかけては、114円台前半の上値の重さを嫌気したうえ、米債利回りがやや低下したことから、売り優勢となった。午後1時過ぎには、113.61付近まで下落し、3日の安値113.56に接近した。ただ、現在、支持となっている113.50を割るような勢いはなく、その後は、113円台後半に戻している。
     
 ユーロ円は、120円台前半で取引されている。ドル円が軟調地合いとなったことに追随し、序盤から中盤は、売り物がちの展開となった。朝方のは120円台半ばから午後1時過ぎには、120.02前後まで水準を引き下げた。ただ、120円割れが回避されると、120円台前半でもみ合いとなっている。
       
 ユーロドルは1.05ドル台後半で取引されている。特に目立った材料も見当たらない中、序盤から中盤にかけては、ユーロ円の下落を受けて、1.05ドル台後半~1.05ドル台半ばで弱もち合いとなった。ユーロ円が、やや戻すと、終盤は、1.05ドル台半ばで小動きとなっている。
  
 日経平均は続落。終値は前営業日比90.12円安の1万9254.03円となった。
  
 午後3時24分現在では、ドル・円は1ドル=113.73円前後、ユーロ・円は1ユーロ=120.13円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0563ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug

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