日本円 | 米ドル | |
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価格(2/23終値) | 131,969円 | 1,170.09米ドル |
時価総額 | 21,351億円 | 189億米ドル |
始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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118,670円 | 132,370円 | 118,668円 | 131,969円 |

週間概況と最近の話題
今週の仮想通貨市場は引き続き底堅い展開となった。ビットコインは先週の値を9%以上上回る132,000円オーバーの取引となり、ヒストリカル・ハイに一歩一歩近づいている。
1,000ドルの抵抗線を破るまでの長い期間と、直近のボラタイルなマーケットを経て、1,000ドル以上の値動きは非常に早いものとなっている。
中国当局の規制強化等の取引への悪材料がありながら、1,000ドルの下値のサポートを確認したトレーダーの市場心理に助けられ、ビットコインは今週月曜ビットフライヤーにて121,616円でオープンした。
筆者が以前より指摘している通り、このブルマーケットは2016年8月を起点としている。その間に、BREIXTと米国大統領選が相場上昇の重要な促進要因となったことは明白だが、特筆すべきは、中国銀行からの数々の悪材料をこなしながらもなお上げ相場が続いていることである。
またWinklevoss brothersのビットコインETFに対する米国SECによる3月の承認への期待は現在の上げ相場に織り込まれている。
3月11日にビットコインETFの上場がSECにより認可されるかもしれない。もしそうなれば、仮想通貨への市場参加者の信任が深まり、更なる投資家の参入が予想される。しかし、いまのところ仮想通貨業界からはSECの承認に対して懐疑的な声が多い。
世界のビットコインメディアでは、日本での今年4月に仮想通貨市場に対する新しい規制はビットコイン業界がマーケット参加者に認められる大切な一歩であると好意的に報道されている。このニュースも値上げ材料の一つと思われる。
過去の価格との比較
日付 | 価格 | 価格差 | 変化率 |
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2017/2/23(基準日) | 131,969円 | ||
2017/2/22(1日前) | 129,744円 | 2,225円 | 1.71% |
2017/2/16(1週間前) | 118,670円 | 13,299円 | 11.21% |
2017/1/23(1ヶ月前) | 105,805円 | 26,164円 | 24.73% |
2016/11/23(3ヶ月前) | 83,670円 | 48,299円 | 57.73% |
2016/8/23(6ヶ月前) | 58,750円 | 73,219 | 124.63% |
2016/2/23(12ヶ月前) | 48,369円 | 83,600円 | 172.84% |
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【執筆者】グレン・ランバート(Glenn Lambert)。ニュージーランド出身。2002年に来日し、英国を本拠とするADVFNの日本法人でマネージャーとして従事。FX,株式などの分析ツールのほか、著名レポートも配信している。
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Source: ビットフライヤー
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