【東京市場】もみ合い、ドル円は113円台前半

 東京外為市場終盤は、もみ合いとなっている。序盤から中盤にかけては、米債利回りの上昇を手掛りにドルの買い戻しが優勢となった。中盤から終盤にかけても、ドル買いがやや優勢となる場面があったが、欧州時間が近づくと、主要通貨は比較的狭いレンジでのもみ合いとなっている。ドル円は113円台前半、ユーロドルは1.06ドル台後半で取引となっている。
        
 ドル円は、113円台前半で取引されている、序盤に2度、下攻めする場面があり、112円台半ばを試したが、いずれも同水準で支えられると、米債利回りが小幅ながら上昇したことを手掛り、ドルの買い戻しが優勢となった。中盤には、113円台を回復した。その後、113円前後でのもみ合いが続いていたが、終盤に差し掛かると、米債利回がしっかり上昇したことから、113.37付近まで水準を引き上げた。ただ、その後は、113円台前半でもみ合いとなっている。

 ユーロ円は、121円台前半で推移している。序盤からドル円の上昇を受けて、じり高調で推移している。朝方は120円台半ばで取引されていたが、終盤に差し掛かると、121円台を回復し、121円台前半を中心にもみ合いとなっている。
 
 ユーロドルは、1.06ドル台後半で取引されている。序盤から中盤にかけては、1.0700ドルを中心に、上下10ポイント前後でのレンジ取引となった。ただ、終盤に差し掛かると、米債利回りの上昇を受けて、1.0681付近まで軟化するなど、小緩んでいる。

 日経平均は反発。終値は前営業日比80.84円高の1万8894.37円となった。
  
 午後3時31分現在では、ドル・円は1ドル=113.29円前後、ユーロ・円は1ユーロ=121.07円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0687ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug

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