17日の東京市場でドル円は112円台前半での推移が続いた。昨日のNY市場午後にテイラースタンフォード大学教授が次期FRB議長に有力との報道が流れ、タカ派的なこれまでの発言からドル買いの動きが強まり、112円台を回復。朝方はその流れを受けて112円30銭近辺まで上昇する場面が見られた。
もっとも、その後は利益確定の動きなどに抑えて上昇が一服。北朝鮮リスクなどが意識される中で、高値追いに慎重な姿勢が見られた。
日本株はプラス圏を維持も、想定の範囲内での値動きで、持ち上げるだけの材料とはならなかった。
朝方の豪中銀議事録は、これまで通り豪ドル高牽制や、各国の利上げムードに同国の金融政策決定が影響を受けない旨を示したが、新味なく影響は限定的に。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
Source: klug
コメントを残す