【東京市場】やや円売り優勢、ドル円は114円台前半

 東京外為市場終盤は、円売りがやや優勢となっている。東京時間は、手掛り材料難の中、豪ドルを除いて、主要通貨は狭いレンジ内での取引となっている。ドル円は、114円台前半、ユーロドルは1.07ドル台前半で取引されている。
    
 ドル円は、終盤114円台前半で取引されている。序盤は、米債利回りが小幅上昇となったことを手掛りに、114円付近から114.28付近まで水準を引き上げた。だが、114.30手前では売り物も多く、中盤には113円台後半まで軟化した。その後、地合いを引き締め、終盤に114.31まで上昇したが、同水準で上値を抑えられると、114円台前半で小動きとなっている。
  
 ユーロ円は、122円台半ばでの取引となっている。ドル円と同様に、序盤は買い優勢となり、122円台前半から122円台半ばに水準を引き上げた。だが、中盤に入り、ドル円が上値重くなると、ユーロ円も122円台前半まで軟化し、往って来いとなった。終盤にかけては、再び地合いを引き締め、122円台半ばで取引されている。
   
 ユーロドルは、1.07ドル台前半で取引されている。東京時間は、特に目立った材料も見当たらない中、1.0713-27ドル付近を中心に、狭いレンジ内での取引となっている。
   
 なお、豪ドルは、午前9時30分に発表された第3四半期の豪国内総生産(GDP)が事前予想を下回る、前期比-0.5%(予想-0.1%) 、前年比1.8%(予想2.2%)となったことから、序盤は売りが先行した。豪ドル/ドルは0.7460付近から0.7417近辺まで急落、豪ドル円は85.15付近から84.67前後に下落した。ただ、中盤以降、豪ドル/ドルは下げ渋りをみせ、0.7440手前まで戻し、豪ドル円は84円台後半まで下げ幅を縮小している。
 
 日経平均は続伸。終値は前営業日比136.15円高の1万8496.69円となった。
  
 午後3時26分現在では、ドル・円は1ドル=114.22円前後、ユーロ・円は1ユーロ=122.49円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0724ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京
Source: klug

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