日本円 | 米ドル | |
---|---|---|
価格(12/15終値) | 89,564円 | 784.79米ドル |
時価総額 | 14,359億円 | 126億米ドル |
始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|
88,563円 | 94,000円 | 88,000円 | 89,564円 |

週間概況と最近の話題
今週のビットコインは、最近の上向きトレンドを維持して、2014年2月6日以来の高値で取引されています。つまり、ビットコイン価格は過去34ヶ月間の最高値にあるということです。
あえて言うまでもないのですが、これは仮想通貨が年初来高値の状態にあるということです。先週までの年初来高値は期待がとても高まっていた半減期直前である初夏の時期でした。当時の一般的な懸案は、ビットコインの供給が事実上半分に減るため、半減期後の価格がどこまで上がるのかというものでした。しかし半減期後、投資家が想定していた価格上昇は実現しなかったため、多くの市場参加者がポジションを整理し、それをきっかけにビットコイン価格の揺らぎが見られました。そして8月上旬に、香港に拠点を置くビットコイン取引所Bitfinexがハッキングされたため市場は急落し、その回復に数カ月を要しました。
しかし、ビットコインは以前までの年初来最高値と数週間も戯れた後に今週ここ34カ月での最高値を記録しました。電子通貨は今月何度か90,000円に近づきましたが、最近になってこの価格帯を超えられるようになりました。
現在、ビットコイン価格が以前の高値を超えてきたことで、この価格帯が新しい支持線になる可能性があります。とはいえ、電子通貨、特にビットコインが今年の終わりに100,000円に到達するという予想が実現した場合、この支持線は非常に短期間しか継続しないかもしれません。この支持線が実現するしないに関わらず、ビットコイン価格は年初めの約54,000円から今週の89,500円以上まで66%も上昇し、今年とても強いリターンを生み出しています。
過去の価格との比較
日付 | 価格 | 価格差 | 変化率 |
---|---|---|---|
2016/12/15(基準日) | 89,564円 | ||
2016/12/14(1日前) | 89,530円 | 34円 | 0.04% |
2016/12/8(1週間前) | 88,563円 | 1,001円 | 1.13% |
2016/11/15(1ヶ月前) | 74,873円 | 14,691円 | 19.62% |
2016/9/15(3ヶ月前) | 63,697円 | 25,867円 | 40.61% |
2016/6/15(6ヶ月前) | 61,977円 | 27,587 | 44.51% |
2015/12/15(12ヶ月前) | 48,700円 | 40,864円 | 83.91% |
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【執筆者】グレン・ランバート(Glenn Lambert)。ニュージーランド出身。2002年に来日し、英国を本拠とするADVFNの日本法人でマネージャーとして従事。FX,株式などの分析ツールのほか、著名レポートも配信している。
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Source: ビットフライヤー
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