ゴールドマン・サックスがR3CEVのブロックチェーンコンソーシアムのメンバーシップを更新しないことが報じられた。
R3コンソーシアムとは、世界の大手金融機関が参加するブロックチェーンの研究、応用の為のコンソーシアムで、JPモルガン、三菱UFJフィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ、バンク・オブ・アメリカ等もメンバーになっている。
ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、R3からは脱退しながらも、独自にブロックチェーンの研究を継続するようだ。ゴールドマン・サックスはブロックチェーン関連のスタートアップCircleやデジタル・アセット・ホールディングスに出資も行っている。
R3の担当者はコンソーシアムを抜ける参加企業があるのも想定していたと次のように述べている。「このようなテクノロジーの研究開発には多大なリソースとコミットメントが必要となり、メンバー各社の持つキャパシティーも異なるため、変化していくのは自然なことだ。」
R3はコンソーシアムのメンバー企業からの資金を集めようとしていることも問題になっていたのではないかと言われており、シリーズAファンディングでゴールドマン・サックスは1億5000万ドルの出資を拒否したことが明らかになっている。
さらにスペインの銀行Banco Santanderもこのコンソーシアムを抜けたことが報じられているが、同行の担当者はその理由については語っていない。
ゴールドマン・サックス、R3コンソーシアムから脱退はCoinPortalで公開された投稿です。
Source: Coin Portal
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