【東京市場】小動き、ドル円は112円付近

 東京外為市場終盤は、小動きとなっている。朝方は、前日のNY市場の流れを引き継ぎ、円買いが優勢となった。だが、序盤から中盤にかけて円売りに転じると、中盤以降は、手掛り材料難の中、動意に欠ける展開となっている。ドル円は112円付近、ユーロドルは1.06ドル台前半で推移している。

 ドル円は、112円付近での取引となっている。朝方は、前日のNY市場からの流れが継続し、売り優勢となった。日本株市場の立ち合い前に111.63まで軟化した。だが、突っ込んで売る動きはなく、株式市場が始まると、徐々に地合いを引き締め、112.25付近まで上昇した。同水準で、上値が重くなると、中盤以降は、112円付近で小動きとなっている。
   
 ユーロ円は、118円台後半でもみ合いとなっている。ドル円と同様に、朝方に下攻めする場面があったが、118円台半ばで下げ渋った。中盤に入り、118.97付近まで地合いを引き締めたが、119円台と回復には失敗。その後は、118.60-80前後中心に、方向性に欠ける展開となっている。
   
 ユーロドルは、1.06ドル台前半での取引されている。序盤から中盤にかけて、米債利回りが序盤の低下幅を縮小させる動きとなったことを受けて、1.0620付近から1.0589前後まで軟調に推移した。ただ、その後は、手掛り材料難の中、小じっかりとした展開となり、1.06ドル台前半に戻している。

 日経平均は続落。終値は前営業日比49.85円安の1万8307.04円となった。
  
 午後3時25分現在では、ドル・円は1ドル=111.99円前後、ユーロ・円は1ユーロ=118.81円近辺、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.0609ドル前後で取引されている。

みんかぶ「KlugFX」東京

Source: klug

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